【不動産投資の記録】人生観を変えた書籍「金持ち父さん貧乏父さん」

こんにちは かつおです。

今日は私がなぜ「不動産投資」を含めた、「投資」を始めるに至ったのかを書いてみたいと思います。

それは投資家なら一度は耳にしたことがあると思われるあの書籍との出会いからでした。

 
かつお
「金持ち父さん貧乏父さん」は投資マインドを身につけるために必須の書籍ですよ!要チェックです。
 

アルバイトからの脱却

2011年9月、前職の同僚であった友人の誘いで、友人が勤める会社に転職をしました。

転職する前に勤めていた会社には10年ほど勤めており、コールセンターの管理職という立場から年収400万円程度の給料は頂いていました。

しかしながら契約社員という名目ではあるものの実態は時間労働のアルバイトであり、収入は残業時間や出向先により左右されてしまう状況。

このままこの仕事を時間給という契約形態で続けることに将来性を感じていませんでした。

なんとか現状を打破するためにと同社内の正社員登用試験にチャレンジもしてみましたが、簡単ではありません。

全国で1万人以上在籍している時間労働の数々の猛者の中から、500人前後の正社員の登用試験に合格しなければならないという、倍率20倍以上の狭き門。

年に1回の認定試験も面談待ちなどで先送りにされるなどなかなかうまく行きません。

挑戦し続けることに限界を感じていました。

気づけば、35歳になっていました。

前職の友人から転職の誘いをもらう

そんな中で友人からのお誘いを頂きました。

友人が勤めている会社がかなり成長しており、人手も足りないのでぜひ来てもらえないかという話でした。

当時の私にとっては「正社員」という肩書は喉から手が出るほど欲しい肩書。

業務としても具体的に聞くと私自身の活躍の場はイメージできました。

さっそく面接を受けました。しかし条件面は今までと比較するとかなり悪い条件でした。

業界も全く異なるため過去の経験値が活かせるかどうかは分からないので、ここまでの実績は加味せずに入社後存分に実力を発揮してほしいという説明でした。

それだけの実績があればすぐに給与は上がるであろうとのことです。

私は本当に悩みに悩みました。妻にも相談しました。

しかし現状を打破するには何かを変えないといけないと思いました。

こうして転職を決断したのです。

35歳というある意味もう脂が乗りに乗っている時期にもかかわらず、元々400万程度もらっていた給与から320万程度の年収にまで落としてでも、正社員という雇用形態に謎の安心感を得ることができたのです。

転職後、貯まらない貯金

転職後は一生懸命働きました。

10年間培ってきた前職での管理職経験がうまく新天地でもハマり、1年ほどで課長職に抜擢頂き、なんとか1年で前職の給与を超えることができました。

これは本当に運が良かったと思います。

入社後に友人が私の事を社内で宣伝してくれていたことも非常に大きかったです。

それでも、前職の給与と大きく変わることはなく、働けど働けど、なかなか貯金が貯まらない日々が続いていました。

日々の暮らしには満足しているものの、貯金のシミュレーションをしてみると、老後資金はどう考えても不足する予測。

これから子供も欲しいと思っているの中でぼんやりとした焦燥感がありました。

なんとかしてこの状態を打破しなければ・・・。

そう毎日思うようになっていました。

人生を変える本との出会い

そんな日々を過ごす中で、たまたま古本屋で目に入った書籍がありました。

「金持ち父さん貧乏父さん」という書籍でした。

タイトルが面白そうだったので、興味本位で買いました。

当時の私は、文字だらけの本はたいてい途中で飽きて読むのをやめてしまうことが多かったのですが、この本は1日で読み切ってしまいました。

それぐらい衝撃を受けたことを覚えています。

この本では高い教育を受けた大学卒業のエリートサラリーマンが「貧乏父さん」、高校すら卒業していない投資家が「金持ち父さん」で表現されています。

「お金のために働いてはいけない。お金を働かせる事がラットレースから抜け出すための第一歩」

ということをこの本から学びました。

この本を読むまでの私は完全に「労働者(貧乏父さん)」脳でした。

「お金は給与として振り込まれるもの」「そこから収める税金等は引かれて当たり前、コントロールできない部分」「手取り給与で頑張るしかない」と思っていました。

その固定概念を完全に覆される事になります。

一日でも早く「お金の流れを変える」「お金に働いてもらう」必要性を感じました。

 

この書籍に出会ったことで、私は本格的に「投資」に興味を持つことになったのです。

 

「金持ち父さん貧乏父さん」に出会っていなければ、恐らくなんの疑念も抱くことなく「貧乏父さん」としての人生を全うしていたのではないかと思います。
現在私は不動産投資家として一棟アパートを2棟所有し個人事業主として確定申告も行っています。
今思えばまだ私も十分とは言えませんが税金の知識や「資産」の概念の考え方を知らないまま人生を終えているとしたらこんなもったいない事はないです。
ずっと購入した自宅は「立派な資産」だと思い「一国一城の主」であることを満足してなんの疑念も持たなかっただろうと思います。
今考えると本当に恐ろしいです。この本に出会えてよかったと心底思います。

 

本日ご紹介した書籍はこちらです。

もし不動産投資をはじめ「投資家」を目指されている方であれば必ず読んでおくべき1冊だと思います。